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甲府、意地の3発!ハーフナー次節「14点取る」

[ 2011年11月28日 06:00 ]

<甲府・新潟>後半37分、ゴールを決める甲府・柏

J1第33節 甲府3-0新潟

(11月27日 中銀スタ)
 甲府が意地のゴールラッシュで、わずかながらJ1残留の可能性を残した。ホームで新潟と対戦し、FW片桐淳至(28)のゴールなどで3―0で快勝。12月3日の最終戦・大宮戦で勝利し、15位の浦和が負けても得失点差で大きく離されているために残留は厳しい状況だが、日本代表FWハーフナー・マイク(24)は奇跡を信じた。

 引き分け以下でJ2降格が決まる16位の甲府が辛うじて踏み止まった。前半37分、ダヴィの折り返しを受けた片桐が右足で先制ゴールを決めると、後半21分には養父、同37分には柏と3ゴールを叩き込んでの快勝。主将の山本が「まだ(残留の)可能性があるので、1点1点、思いを込めて点を取った」と振り返った。前日の26日に15位の浦和が福岡に勝利し勝ち点を36に伸ばした。最終節で並んだとしても得失点差「14」を逆転するのは至難の業。佐久間監督が「天文学的数字」と表現したように、厳しい状況だが出場停止でスタンド観戦だった日本代表FWハーフナーは闘志を見せた。「みんなで大宮から14点取れるように頑張りたい。奇跡と呼ぶようなことが起こらないとダメだが、それを狙っていきたい」と最終戦に全力を尽くすと誓った。

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2011年11月28日のニュース