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柏 悔しい引き分け 優勝は最終節に持ち越し

[ 2011年11月26日 15:54 ]

柏―C大阪 後半、同点ゴールを決めたレアンドロ(中央)を祝福する田中(左)ら柏イレブン

J1第33節第1日 柏1―1C大阪

(11月26日 柏)
 首位柏はホームでC大阪に1-1で引き分けた。2位名古屋が山形に3-0で快勝し、3位G大阪が仙台に1-0で勝利したため、優勝は上位3チームに可能性が残り、最終節に持ち越された。

 柏は試合序盤、優勝へのプレッシャーから選手らに硬さが見られ、攻撃にいつものリズムが見られなかった。前半は徐々にペースを取り戻すが、0-0のまま終了する。後半開始からFW北嶋に代えてFW田中を投入し、攻撃を活性させようとするが、同3分に先制を許してしまう。CKから競り合いに負けて落ちたボールを、ゴール目の前でDF上本に押し込まれる。

 ネルシーニョ監督は前線からの積極的なプレスを指示し、後半9分に水野を右サイドバックで投入するなど、攻撃的に出る。この采配が功を奏すと、同20分クロスを田中が足で落とすと、MFレアンドロ・ドミンゲスがミドルシュートを決めて追いつく。勝ち越しを目指して、田中やレアンドロ・ドミンゲスを中心に猛攻をしかけるが、得点を奪うことができず試合は終了した。

 それでもホームで追い付いて最低限の結果を残し、一歩前進。ネルシーニョ監督は「勝ち点1といっても非常に大きい」とうなずいた。

 柏は最終節に勝利すると優勝が決まり、引き分け以下の場合は名古屋とG大阪の結果次第となる。

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