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北朝鮮から刺激 浦和・原口「日本は恵まれ過ぎ」

[ 2011年11月18日 06:00 ]

代表から戻り、チームに合流した原口は北朝鮮での生活を思い起こし表情を曇らせる

J1・第32節 浦和―仙台

(11月19日 埼玉)
 日本代表から戻って浦和に合流した浦和のFW原口元気(20)が17日、平壌での経験を糧に飛躍を誓った。「これだけいい環境、クラブでやらせてもらっているんだからいいプレーをしないといけない。日本は恵まれ過ぎている。言い訳はできないと思った」。

 タジキスタン戦、北朝鮮戦とも出番はなく「試合に出たかった。悔しい」という思いはある。だが、サラダや肉もろくに食べられず、散歩すらままならない厳戒態勢の遠征を経験し、恵まれた環境に感謝の気持ちがまた強くなった。残留争いのチームは19日に仙台と対戦。「もっともっと活躍しないと…」と誓った。前夜は天皇杯に出場したMF山田直輝(21)と合流。五輪アジア最終予選のため、入れ替わりでチームを離れる先輩としゃぶしゃぶに舌鼓を打ちながらこう話したという。「残留頼むぞ」「五輪頼むよ」。約束を守らなければ男じゃない。

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2011年11月18日のニュース