高さ生かせず途中交代　ハーフナー「うまくいかないときはいかない」

＜タジキスタン・日本＞前半、攻め込むもボールを奪われるハーフナー

Ｗ杯アジア３次予選Ｃ組 日本４―０タジキスタン

（11月11日 ドゥシャンベ）
　２試合連続で先発したＦＷハーフナーは不発に終わり、ホームのタジキスタン戦の再現はならなかった。

　劣悪なピッチ状況の中、高さを期待され、李、前田のライバルを抑えて１トップでプレー。前半７分に岡崎の横パスから左足でシュートを狙ったが、最後までゴールは奪えなかった。試合後は「もう少し前でボールを収めることができれば良かった。うまくいかないときはいかない。それがきょうだった」と反省だけが口を突いた。

　ホームで対戦した１０月１１日は代表初得点を含む２得点。一躍時の人となった。カタール合宿２日目の７日には、ザッケローニ監督から全体練習後に約２０分、個人指導を受けた。だが、真価を発揮できず、後半１１分に前田と交代。海外からも注目される１メートル９４の長身ＦＷは「次はゴールを決めたい」と１５日の北朝鮮戦に悔しさをぶつける。