×

衛生面最悪…タジク滞在中は“缶詰め指令”で体調管理

[ 2011年11月10日 06:00 ]

W杯アジア3次予選 日本―タジキスタン

(11月11日 ドゥシャンベ)
 タジキスタン滞在中は、日本代表に“缶詰め指令”が出される。試合会場の首都ドゥシャンベを含めた現地は衛生事情が極めて悪く感染症による死者も出ている。

 選手には「チームが出した食べ物以外は絶対に口にしないこと」「ホテル以外でシャワーは浴びないこと」などが徹底される。日本協会の原技術委員長は「腹は絶対に壊させない」と強調。チームを挙げて選手の体調管理に細心の注意を払う。

 ドゥシャンベ市内では富裕層を標的にした強盗事件が頻発していることから、チーム行動を除いて外出は禁止の方針。貴重なリラックスタイムとなるホテル周辺の散歩もできない可能性が高い。前日練習後、試合後もスタジアムではシャワーを浴びず、宿泊する高級ホテルに戻ることも決定済み。長谷部は「厳しい環境だけど、ホテルだけは別世界だと聞いている」と割り切っていた。

続きを表示

2011年11月10日のニュース