×

清武代役に大津を招集!2列目の救世主に指名

[ 2011年11月10日 06:00 ]

U―22日本代表に招集された大津

 日本サッカー協会は9日、ロンドン五輪アジア最終予選(22日のアウェー・バーレーン戦、27日のホーム・シリア戦)のU―22日本代表21人を発表 欧州組の大津祐樹(21=ボルシアMG)が招集された。

 A代表に選出された清武弘嗣(21=C大阪)、原口元気(20=浦和)の穴を埋める攻撃の軸として期待される。U―22日本代表は17日に大阪府内に集合し、18日に事前合宿地のカタール・ドーハに移動する。

 2列目の救世主に指名されたのは、ドイツで挑戦を続けるドリブラーだった。大津は7月に柏からドイツ1部ボルシアMGに完全移籍。10月22日の敵地ホッフェンハイム戦で途中出場でドイツデビュー。出番は少ないが、着実に成長している。

 今回の2試合はA代表入りした清武、原口が不在。関塚監督も「一つのポイントは2列目のポジションを誰にするか」と話した。その穴を埋める候補として、10月の東京合宿でも金崎(名古屋)、高木(清水)を初招集しテストしたが、指揮官は「大津はサイドでためをつくれるし、仕掛けの部分もしっかりできる」と欧州で経験を積む大津に白羽の矢を立てた。

 ▽大津 祐樹(おおつ・ゆうき)1990年(平2)3月24日生まれ、茨城県出身の21歳。鹿島アントラーズノルテ、成立学園を経て、08年柏入団。今年7月にドイツ1部ボルシアMGに移籍。10月22日のホッフェンハイム戦で初出場を果たした。1メートル80、73キロ。

続きを表示

2011年11月10日のニュース