“武器”ハーフナーに朗報！！タジク戦はＪ公式球

タジキスタン遠征へ出発したハーフナー・マイク（右）と原口（左）

　ＦＷハーフナー・マイク（２４）が得意の空中戦で再びタジキスタンを撃破する。勝てば３次予選突破が決まる可能性のある１１日のタジキスタン戦に向け「しっかり勝てるように頑張りたい」と闘志をのぞかせた。

　代表初先発だった１０月１１日のホーム・タジキスタン戦では、得意のヘディングで日本代表初得点を含む２得点を決め、８―０大勝へと導いた。「ホームとアウェーでは違う」とみているが、今回も再現が期待される。

　会場のドゥシャンベ・セントラル競技場はピッチが劣悪という情報が入っており、持ち味のパスサッカーが機能しない危険性があるだけに、１メートル９４のハーフナーの高さが武器となる。しかも、今回はホームの代表戦で使用し、Ｊリーグ公式球でもあるアディダス社のボールが使用されることが判明。慣れないナイキ社のボールが使用されたウズベキスタン戦より精度の高いクロスが供給される可能性が高い。

　「そこ（ピッチ状態）は気にせず、とにかく勝つことが大事」とハーフナー。今や海外のクラブからも注目される高さを生かし、一気に３次予選突破を決める。