全日本女子選手権　準決初の国立開催が決定！

　１２月３日に開幕する第３３回全日本女子サッカー選手権（来年元日決勝）の準決勝が、史上初めて国立競技場で開催されることになった。４日、トーナメントの組み合わせが発表され、なでしこ人気により、１２月２７日の準決勝２試合の会場が当初予定の西が丘（７２５８人収容）から国立（５万４２２４人収容）へ“アップグレード”された。３２チームが参加し連覇を狙うＩＮＡＣ神戸など、なでしこリーグの上位８チームは３回戦から登場する。

　昨年、西が丘で行われた準決勝の観客は２３１０人だった。今年はなでしこジャパンのＷ杯金メダル効果で大幅増が予想されており、田口女子大会部会長は「準決勝はなでしこジャパンの選手が所属するチームが勝ち上がってくる可能性が高く（観客が）１万人は確実に来ると想定している」と説明。準決勝と決勝がＮＨＫ―ＢＳ１で全国生中継されることも発表された。