札幌“遅れてきた秘密兵器”で昇格ラストスパート

[ 2011年11月4日 12:04 ]

<札幌・ノルブリッツ北海道>快足を見せつけ、ドリブル突破するレモス

 J2札幌のブラジル人FWレモス(21)が3日、実戦デビューを飾った。道リーグ王者のノルブリッツ北海道との練習試合の後半から出場し、1得点1アシストをマーク。ベールに包まれていた助っ人は「点を取れたのは、最低限良かったよ」と振り返った。

 観衆の度肝を抜いた。後半28分だ。相手DFのGKへのバックパスを、100メートル10秒台の快足でかっさらうと左足で無人のゴールへ。同41分にはドリブルで相手DFを引きつけ、FW横野のゴールをお膳立てした。それでも「個人的には良くなかった。スピードを生かせた場面はあったが、まだ練習しないと」。右に左に中央にと、縦横無尽に駆け巡りサポーターの心をつかんだが、自らが求めるレベルが高いからこそ反省の言葉が出た。

 快足とは対象的に、遅ればせながらのデビューだった。8月の加入直後に左足首を捻挫。いきなりリハビリスタートとなった。10月8日の天皇杯・水戸戦(札幌厚別)も負傷の影響で登録が遅れたため、出場できず。そんなうっ憤を晴らした。「状態を上げて、試合に出たいよ」。昇格を争うリーグ戦は残り5試合。遅れてきた秘密兵器が、メンバー争いに名乗りを上げた。

 ◇ダニエル・ソアレス・デ・ソウザ・レモス 1990年1月5日、ブラジル生まれの21歳。06年にザルツブルク(オーストリア)で元日本代表のDF宮本、MF三都主とプレー。今年2月に横浜や甲府、愛媛の練習に参加していた。ポジションはFWとMF。1メートル76、70キロ。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「メッシ」特集記事

2011年11月4日のニュース