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C・ロナ2点!レアルで通算100点!16強決めた

[ 2011年11月4日 06:00 ]

<リヨン・Rマドリード>ゴールを決め、チームメートの祝福を受けるC・ロナウド(右から2人目)

欧州CL1次リーグ第4節・D組 Rマドリード2-0リヨン

(11月2日)
 8試合が2日に行われ、D組のレアル・マドリードはリヨンに2―0で快勝し、決勝トーナメント進出を決めた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(26)が2得点を挙げ、加入3年目でクラブ通算100得点を達成。

 C・ロナウドが大台到達の節目をチームの16強進出で飾った。09年夏のレアル加入から公式戦100得点。出場105戦目での達成は1試合平均ほぼ1点の計算となり、「まさかこんなに早く達成できると思っていなかったよ」と自身も目を丸くする快挙となった。

 前半24分に守備の壁の穴を打ち抜く20メートルの強烈な先制FK弾。後半24分には自ら得たPKを確実に決めた。会場となったリヨンのホーム「ジェルラン」では過去4回の対戦で1分け3敗、1得点7失点とチームにとっては長く鬼門だった。しかし、エースの2得点がジンクスを粉砕。「全てのゴールが特別だけど、チームが勝てばなおさらだ」。勝利を支えたという強い自負が喜びを倍増させた。

 マンチェスターUから加入3年目。サッカー史上最高の移籍金9400万ユーロ(当時129億円)は論議を呼び、本人が批判されることさえあったが「それだけの価値があることを証明したい」と訴えてきた。昨季は国内リーグ40得点でリーグ最多記録を60季ぶりに更新。スペイン国王杯決勝ではバルセロナを破って優勝した。着実に宿敵との差を縮め、主要タイトル奪回を目指す今季は国内リーグで首位。CLでも4戦全勝と無失点をただ1チーム記録している。

 今季はMFカカーが復活し、中盤でエジルやディマリアらとのポジション争いが激化。前線ではいずれも好調のベンゼマとイグアインが1トップを争う。2年目を迎えたモウリーニョ監督の下で堅守速攻のスタイルも完成度が増し、C・ロナウドは「今季は状況が変わる。バルセロナを引きずり降ろせるだろう」と胸を張る。自信満々のエースに導かれ、名門がCL最多10度目の頂点を狙う。

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