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浦和に再び暗雲…球際で競り負け0-3の惨敗

[ 2011年11月4日 06:00 ]

J1第31節 浦和0-3磐田

(11月3日 埼玉)
 甲府敗戦の報を受けてから臨んだ浦和の一戦。ライバルとの勝ち点を5差に広げるチャンスが目の前に転がっていた。

 しかし、球際でほとんど競り負け、磐田の2トップにやりたいようにやられ、0―3の惨敗。MF柏木が無言のまま引き揚げれば、視察したザッケローニ監督の前でシュートなしに終わった日本代表FW原口も「切り替えて…」と言ったまま言葉が続かない。そして「これだけ何もかもダメなら切り替えてやるしかない。すいません、何も言うことないです」とだけ絞り出すと帰りのバスへと向かった。

 目標の残留には仙台、福岡、柏と対戦する残り3戦で確実に勝ち点を積み重ねるしかない。だが、この日出場停止のMF山田直が9日発表のU―22日本代表に選出された場合、出場可能となるのは柏との最終戦だけ。チームに再び暗雲が漂ってきた。

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2011年11月4日のニュース