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なでしこに「紫綬褒章」 佐々木監督「光栄に思う」

[ 2011年11月2日 06:00 ]

 政府は2日、女子W杯で世界一に輝いたなでしこジャパンに学術、芸術、スポーツ分野の功労者を顕彰する「紫綬褒章」を贈ると発表した。対象となるのは佐々木則夫監督(53)とW杯メンバーの23選手、スタッフの35人で、3日に正式に発令される。

 国民栄誉賞など数々の表彰を受けている佐々木監督は、「目標にも掲げていない賞をいただけるのは、光栄に思う。世界王者になったことを評価してもらっていると感じている」と笑顔を見せた。次の目標は来年のロンドン五輪でも金メダル獲得となるが、「次は国民一人一人が(なでしこの金メダルを)目標とする。いいプレッシャーにしたい」と気を引き締めた。主将のMF沢穂希(33、INAC神戸)も「国民栄誉賞に続いて紫綬褒章という素晴らしい賞をいただき光栄です。女子では初めてということなのでうれしいです」と喜びを表した。

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2011年11月2日のニュース