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中国政府高官が指示 日本サッカーの強さ分析を

[ 2011年10月27日 23:21 ]

 中国政府のスポーツ・教育担当の劉延東国務委員(副首相級)が日本のサッカーの強さを分析するよう国家体育総局などに指示していたことが27日、分かった。同日、劉氏と会談した日中友好協会会長の自民党の加藤紘一元幹事長が記者団に語った。

 加藤氏によると、劉氏は「最近(中国のサッカーチームは)日本に負けるようになった。なぜ日本は強くなったのか」と発言。国営通信新華社や国家体育総局に、理由を分析し報告するよう命じたことを明らかにしたという。

 中国のサッカー界は女子代表チームを含め低迷気味。中国側は日本女子代表「なでしこジャパン」の活躍にも高い関心を寄せており、新華社によると、18日から23日にかけて国家体育総局の幹部らが日本を訪問し、日本のサッカー界を視察した。

 加藤氏は「(劉氏は)サッカーに特別な関心を持っている感じだ」と述べた。(共同)

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2011年10月27日のニュース