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宇佐美 雪辱の初ゴール「腐ってたまるか もう一度はい上がって戦力に」

[ 2011年10月27日 11:03 ]

移籍後初ゴールを決め、チームメイトに祝福される宇佐美

 投入された時点でバイエルン・ミュンヘンが4―0でリード。大勢は決していたが、トップチームで2度目の出場となった宇佐美には無駄にできない雪辱の機会だった。待望の初ゴールを挙げ「ちゃんと(得点の)数字がついた。良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 ハインケス監督が要求する守備の約束事を頭に入れつつ、持ち味の攻撃力を発揮しようと挑んだ。好パスでチームの5点目に絡んで迎えた終了間際だった。オリッチとのワンツーパスでゴール前に抜け出すと、相手GKを見てゴール左に右足で蹴り込んだ。

 今夏にJ1のG大阪から加入。しかし公式戦初出場となった8月13日のリーグ戦で途中出場して途中交代させられる屈辱を味わった。「あんなことはサッカー人生で初めて。突き落とされた感じになった」という。

 「腐ってたまるか。もう一度はい上がって戦力になってやる」と練習や2軍戦にひたむきに取り組んだ。逆境でも前向きな姿勢を失わず、約2カ月半後に結果に結び付けた。(共同)

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2011年10月27日のニュース