ＦＣ東京、８戦ぶりの失点　無失点記録更新ならず

　Ｊ２第７節は２６日、各地で１０試合が行われた。首位のＦＣ東京は東京・国立競技場で大分と対戦し１―２で逆転負けを喫した。上位同士の直接対決は、札幌が徳島を２―０で下し、Ｊ１昇格圏内の３位に浮上、２位の鳥栖は千葉に１―０で勝利した。

　ＦＣ東京は前半終了間際に８戦ぶりの失点を喫し、連続無失点記録は歴代２位の７５４分でストップ。日本代表ＤＦ今野を累積警告で欠き、従来は右ＳＢの徳永をセンターバックにスライドさせる急造布陣を敷いたが、安定感に欠けた。

　後半ロスタイムに決勝点を奪われ、Ｊ１昇格は最短でも１１月６日の湘南戦以降に持ち越された。ＧＫ権田は「それ（今野不在）は関係ない。今野さんは日本を代表するＤＦですけど、そこを出されるとみんな悔しいと思う」とうなだれた。