G大阪5発!藤春プロ初ゴールで勝負決めた

[ 2011年10月23日 06:00 ]

<山形・G大阪>後半15分 ゴールを決めた藤春は押し倒され手荒い祝福を受ける

J1第30節 G大阪5―0山形

(10月22日 NDスタ)
 遠藤抜きでも強い!22日、アウェーで山形と対戦したG大阪は新人DF藤春廣輝(22)のプロ初ゴールなどで5―0と圧勝した。西野朗監督(56)も「遠藤がいないと言われ続けたが、選手が反発心を持ってやってくれた」と前節・名古屋戦完敗の嫌なムードを払拭した選手に再敬礼。残り4試合。首位・柏が逆転勝ちしたため勝ち点差も順位も変わらなかったが、選手層の厚さを見せつけた西野ガンバが逆転優勝へ勢いをつけた。

 今季3度目となる5得点以上のゲーム。先制ゴールを決めたMF二川が「あの得点で楽になった」と言えば、MF武井も「うまく3点目を取れて落ち着いた」という。勝負を決めたのは、2点リードの後半15分。後半から投入されたDF藤春の超絶ゴールだった。

 「ああいうゴールは大学の時から結構決めている。カウンターは常に得点を狙っています」

 スタートは相手CK。クリアボールを拾ったFWラフィーニャからカウンター攻撃が始まった。その時、藤春は自陣ゴール前にいた。そこから50メートル5秒8の快足で前線へと走り出した。ボールはラフィーニャからFW李根鎬(イグノ)へとつながり、山形ゴール前に突進してきた藤春がドンピシャの左ボレー弾。その間わずか10秒。まさに“ゴール・トゥ・ゴール”で山形の戦意を完全に打ち砕いた。出場7戦目でのプロ初得点に藤春は「こんなに早く取れるとは」と満面の笑みを見せた。

 異色の経歴を持つルーキーだ。大体大時代に始めたボウリングでは最高289のスコアを誇り「そっち(プロボウラー)を目指そうかな、と考えたこともある」。現在もオフ前にはボウリング場に通う。今は「集中力を養うため」と気分転換が主な目的だが、ボウリングで培った高い集中力がここ一番で生かされた。

 発熱の影響で大黒柱のMF遠藤が今季初めて欠場。アウェーの山形戦は過去1分け1敗。さらに前節・名古屋戦では1―4と完敗した。幾重にも重なった負の要素を振り払うどころか、大きな自信を手に入れた。

 残り4試合。再奪首の機会は必ず、ある。

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