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不正疑惑相次ぐFIFA 13年総会までに組織改革

[ 2011年10月22日 00:36 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)は21日、スイスのチューリヒで理事会を開き、金銭絡みの不正疑惑が相次ぐ現状を改善するため、2013年の総会までに組織改革を実現する計画を発表した。規則見直しや倫理委員会改革、透明性確保などが目的の四つの特別委員会と、有識者を集めて改革案をチェックするグッド・ガバナンス(統治)委員会を設け、再建と信用回復に努める。

 ブラッター会長は01年に倒産したFIFAのマーケティング代理店ISL社をめぐる金銭疑惑を再調査することも明らかにした。6月の会長選に絡む買収疑惑で対立候補だったハマム元理事が永久活動停止処分となるなど、複数の理事に疑惑が持ち上がっている。(共同)

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2011年10月22日のニュース