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福島県庁を訪問 鮫島「復興を心から願っている」

[ 2011年10月21日 06:00 ]

福島県の佐藤雄平知事(左)を表敬訪問した「なでしこジャパン」の鮫島

 なでしこジャパンのDF鮫島彩(24)が20日、福島県庁を訪れ、佐藤雄平知事にサッカー女子W杯優勝とロンドン五輪の出場決定を報告した。「福島県が一刻も早く復興することを心から願っている」と話した。鮫島選手は、同県が本拠地で福島第1原発事故後に休部となった「東京電力マリーゼ」で昨シーズンまでプレー。現在はフランス女子1部モンペリエに所属している。

 佐藤知事は「福島で頑張った選手が世界一になり、子供たちの勇気になった」と祝福。鮫島選手は「マリーゼの時から応援してくださった方々には手紙をもらうなど、背中を押していただいた」と笑顔で応じた。報道陣から県民へのメッセージを求められると「本当に応援していただいている分、サッカーを通して感謝の気持ちを伝えたい」と涙ぐんでいた。

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2011年10月21日のニュース