なでしこ版クラブＷ杯　トヨタ“応援”で実現も！？

　女子版クラブＷ杯も夢じゃない！？日本女子サッカーリーグは１４日、トヨタ自動車と１３年３月まで公式スポンサー契約を結んだことを発表。今季のなでしこリーグ優勝チームとイングランドの強豪アーセナル・レディースＦＣが対戦する「トヨタＶｉｔｚ杯」を１１月３０日に国立競技場で開催することも決定した。この試合は慈善試合として行われ、収益は東日本大震災の復興支援として寄付される。

　日本協会の田嶋副会長は“世界のトヨタ”がスポンサーになったことを受け「全国の営業所で女子サッカーの普及と発展をサポートしていただける」と喜んだ。同社はクラブＷ杯のスポンサーにもなっているだけに「韓国、中国、オーストラリアなどが追随してくれれば」と将来的に女子版アジアＣＬ、クラブＷ杯へと広げていきたい構想も口にした。

　日本女子サッカーリーグは他に複数の企業とスポンサー契約を交渉中。なでしこリーグのテレビ中継についても長期間での契約話が持ち上がっているという。なでしこジャパンのＷ杯優勝効果は、日本だけでなく世界の女子サッカーの発展を後押しすることになりそうだ。