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初先発ハーフナーが起爆剤 日本8発圧勝!

[ 2011年10月12日 06:00 ]

<日本・タジキスタン>後半2分、2発目も高いヘッドで決めるハーフナー

W杯アジア3次予選C組 日本8-0タジキスタン

(10月11日 長居)
 日本代表はホームでタジキスタン代表に8―0の記録的大勝。3次予選突破に王手をかけた。代表初先発のFWハーフナー・マイク(24=甲府)が1メートル94の長身を生かし、頭で先制弾を含む2得点。ザックジャパンに待望久しい大砲が躍動した。2勝1分けとした日本は、11月11日の次戦アウェー・タジキスタン戦に勝って、同日ウズベキスタンが北朝鮮に勝つと、最終予選進出が決まる。

 ハーフナーが大阪の夜空に舞った。前半11分。駒野の右クロスに反応し、1メートル84、1メートル85の相手センターバック2人のはるか上から頭で叩き付けて代表初得点。4―0の後半2分には再び駒野の右クロスを頭で決めた。「あれだけ良いボールがくると入れないとおかしい。入って良かったです」。1メートル94の日本代表歴代最長身FWは、喜びをかみしめた。

 体調は万全ではなかった。前日のセットプレー練習で左足首をひねった。練習後はアイシング治療を続け、この日朝には痛め止めの注射も打った。それでも、ケガの影響を全く感じさせないプレーで観客を魅了し「ケガをしていても監督が使ってくれたので感謝したい」と振り返った。

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