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U―22永井が2発!名古屋が延長制し4強

[ 2011年10月6日 06:00 ]

<名古屋―新潟> 後半ロスタイム、ヘディングでチーム2点目のゴールを決める名古屋・永井(左)

ナビスコ杯準々決勝 名古屋5-3新潟

(10月5日 瑞穂陸)
 各地で準々決勝が行われ、名古屋がU―22日本代表FW永井謙佑(22)の2得点を挙げる活躍などで新潟との死闘を制した。9日の準決勝ではホームで鹿島と対戦する。

 2―2で延長戦に突入した前半8分に追加点を奪われたが、同17分、味方のFKを相手GKがパンチングミスしたところに快足FWが必死に詰めて体ごと“ゴールイン”。「(感覚は)覚えてないです」という一発で追いつくと、延長後半9分にはMF橋本の決勝ゴールをアシストした。それだけではない。7分後にはドリブル突破でPKを獲得し、DF闘莉王のダメ押し点も演出した。

 後半46分に一度は勝ち越し点となるヘディング決めていただけに「自分の1点目で勝ったと思ったんですけど」と、双方がロスタイムに得点する展開には苦笑い。それでも「久しぶりの先発だったんでゴールを狙おうと思っていました」と、足をつりながら4得点に絡んだ激闘を振り返った。

 チームにとっても大きな勝利だった。先制点を決めたMF金崎は4月19日のACL1次リーグ・FCソウル戦以来のゴールで、橋本はうれしいプロ初ゴール。代表2人を欠く中、昨季リーグ覇者の底力を見せつけた。

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