香川　ザック直伝３―４―３“神髄”見せる！

ボール回しで身振り手振りで話す香川（右）

日本代表合宿

（10月4日）
　攻撃の核となる日本代表ＭＦ香川真司（２２）に３―４―３布陣の“神髄”が注入された。全体練習後、ザッケローニ監督から約５分間、身ぶり手ぶりのマンツーマン指導を受けた。「ボールの受け方とかの確認です。僕は３―４―３は初めてなので。新鮮ですね」。新布陣では３トップの左が定位置。代表カラーの新スパイクも入手し、新たな挑戦に胸が躍っていた。

　「より攻撃的に前に行けると思う。ベトナム戦では、いろんなチャレンジをしていきたい」。従来の４―２―３―１の左ＭＦに比べ守備の負担は減る。前のスペースも広がり、より香川が生きる場面が増える。ドルトムントでは、１日のアウクスブルク戦で今季初の出番なし。「ここで刺激を受けてドルトムントに帰りたい」。日本代表でのプレーは輝きを取り戻す格好の舞台となる。