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ポスト長友に!U―22酒井 チェゼーナ移籍が浮上

[ 2011年10月2日 06:00 ]

<新潟・横浜>後半14分、2点目のゴールを決めた新潟・酒井(左)はガッツポーズで喜びを爆発させる

J1第28節 新潟4―2横浜

(10月1日 東北電ス)
 セリエAのチェゼーナが、来年1月にも新潟のU―22日本代表DF酒井高徳(20)に獲得オファーを出す可能性が出てきた。

 チェゼーナのロレンツォ・ミノッティ強化部長が1日に明言した。酒井高はこの日の横浜戦の後半14分に強烈な右ミドル弾でJ初得点を記録し、4―2の勝利に貢献。関塚ジャパンの左サイドバックの動向から目が離せなくなってきた。

 今年1月まで日本代表DF長友が在籍していたチェゼーナが、長友の後継者に酒井高を指名した。イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート」は9月30日、チェゼーナが酒井高の獲得に動いていると報道。同クラブのミノッティ強化部長は「興味はある」と事実を認めた上で、移籍市場が再開する来年1月の獲得について「チーム状況が上向けば獲得に乗り出す可能性は十分ある」と明言した。

 新潟育ちで地元に愛着のある酒井高にとって目の前の試合に全力を傾けることが先決。それでも「いつかは海外でプレーしたい」という夢も持っている。12年ロンドン五輪出場という目標もある若き左サイドバックにとって、この日の活躍は世界へとはばたく序章にすぎない。

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2011年10月2日のニュース