×

全北サポ名乗り「心から謝罪」も…10年間観戦禁止

[ 2011年10月1日 06:00 ]

27日のACLで掲げられたメッセージ

 韓国・全州で9月27日に行われたACL準々決勝第2戦全北―C大阪戦で、全北のサポーターが東日本大震災で被災した日本をやゆするメッセージを掲げた問題で、全北が、このサポーターに今後10年間、全州のW杯競技場での試合観戦を禁止する処分を科したことが30日、明らかになった。

 聯合ニュースの報道によると、問題のメッセージを掲げたサポーターは29日に全北を訪れて、謝罪の意を伝えてきた。サポーターは30歳の会社員で「分別のない行動だった。日本国民と韓国のサッカーファンに心から謝罪する」と述べたという。これを受けて全北は処分を決めた。

 韓国メディアによると、全北はこのサポーターに法的な対応を取ることも検討している。また再発防止のため、競技場に入る観客の所持品チェックを強化する方針を固めたという。

 この問題ではC大阪がACLに、日本協会が韓国協会に抗議文を提出。既にKリーグからJリーグに、全北からC大阪に謝罪の文書が届いていたが、この日、韓国協会から日本協会に「遺憾です。再発防止に向けて最善を強く尽くす」という内容の文書が届いた。

続きを表示

2011年10月1日のニュース