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待望初ゴールも逆転負け 香川「ここが試練」

[ 2011年9月20日 06:00 ]

<ドルトムント・ハノーバー>今季初ゴールを決め喜ぶドルトムントの香川

ブンデスリーガ ドルトムント1―2ハノーバー

(9月18日)
 今季初得点の喜びが逆転負けで半減した。ドルトムントの日本代表MF香川真司が18日、アウェー・ハノーバー戦の後半18分に先制ゴールを決めたが、その後チームは2点を失い1―2で敗れて2連敗。「点が取れたことは本当にうれしかった。これで勝てたらもっとうれしかったけど…。もったいない」と肩を落とした。

 昨季は他を寄せ付けずに優勝した王者が、スタートダッシュに失敗して11位と低迷。香川は「守備に回るのか、攻撃に出ていくのか。ズレがあった」と先制後のチームのコミュニケーション不足を指摘した。「今年は絶対的な強さを90分を通して出せていない。ケガ人が戻るまで今は我慢するしかない。ここが試練の時」。エースストライカーのFWバリオスら負傷者が復帰するまで、香川にかかる負担は大きくなりそうだ。(ハノーバー・三村祐輔通信員)

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2011年9月20日のニュース