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ハーフナー御前弾!全得点に絡んで猛アピール!

[ 2011年9月18日 06:00 ]

J1第26節 甲府2―1福岡 

(9月17日 中銀スタ)
 甲府の日本代表FWハーフナー・マイク(24)がアピール弾を決めた。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)が視察したホーム福岡戦の前半4分、1メートル94の長身を投げ出してスライディングシュートで先制ゴール。同28分には巧みなプレーでPKをゲット。全得点に絡んで2―1の勝利を引き寄せた。また、広島の日本代表FW李忠成(25)も2ゴール。ザックジャパンのFW陣が得点ランク2位に並んだ。
【試合結果 J1順位表】

 力なく転がったボールは、追いかけるDF2人から逃げるようにゴールに吸い込まれた。前半4分、右サイドのスペースに出されたパス。相手GKとの競走に競り勝ったFWハーフナーが1メートル94の長身を折り曲げ滑り込んだ。利き足とは逆の右足が触れた。「うまく当たらなかったけど、入れーって。ギリギリ入って良かったです」。貴重な先制ゴールとなった。

 この日は日本代表のザッケローニ監督が視察した。「以前も監督が見にきた試合(6月の鹿島戦)でゴールしたけど監督が帰った後だった。だから、きょうは早めに決めたかった」と笑った。

 同28分にはゴール前で相手のファウルを誘発。2点目のPKをゲットした。決めれば得点ランク首位のケネディ(名古屋)に並ぶチャンスだったPKは助っ人MFに譲ったものの全得点に絡んで勝利の立役者になった。

 W杯3次予選の北朝鮮戦、ウズベキスタン戦に出場。「(ザッケローニ監督から)やってくれと言われたボールのもらい方、守備の仕方を意識している」と話す。誰もが才能の開花を待ち望む逸材が存在感を存分に見せつけた。

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2011年9月18日のニュース