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なでしこ無敗でロンドンへ 田中のゴールで中国下す

[ 2011年9月11日 21:52 ]

<日本―中国>後半、先制ゴールを決め抱き合って喜ぶ田中(左奥)

 サッカー女子のロンドン五輪アジア最終予選最終日は11日、中国・済南で行われ、3大会連続4度目の五輪出場を決めている日本は中国を1―0で下して4勝1分け、勝ち点13に伸ばし、アジア1位でロンドンに乗りこむことになった。

 日本は8日の北朝鮮戦からF近賀、岩清水とMF宮間、川澄の4人を除くメンバーを7人入れ替え。GKに福元、2トップには永里亜、高瀬を起用した。これまで出番のなかった選手たちが積極的にプレーしたものの、ゴールを奪えず、逆に中国に攻め込まれる場面も…。中国のシュートの精度が低く、両チームとも得点なく、前半を終えた。

 後半、日本は宮間に代えて安藤を投入。永里亜を中盤に下げ、安藤と高瀬は2トップに。後半12分、日本は川澄の左CKに岩清水がヘッディングシュート。惜しくもクロスバーに阻まれたが、跳ね返ったボールを田中が左足で決めて先制。そのまま逃げ切った。

 中国との対戦成績は日本の9勝6分け16敗だが、北京五輪以降は5連勝となった。

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2011年9月11日のニュース