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急がれる選手発掘 なでしこ 層の薄さが課題

[ 2011年9月10日 07:49 ]

練習で指示を出す佐々木監督

 ロンドン五輪アジア最終予選で3大会連続4回目の五輪出場権を獲得したなでしこジャパンの佐々木則夫監督(53)が、年内に若手中心の代表候補合宿の開催を検討していることが9日、分かった。

 最終戦の中国戦を残してロンドン五輪出場を決めたなでしこジャパンだが、選手層の薄さが浮き彫りとなったのも事実。沢ら主力11人が万全の状態でプレーできれば、W杯で見せたような華麗なパスサッカーで勝ち抜くことができる。

 だが、中盤の4人を総入れ替えした1日のタイ戦のように、控え選手が入ると思うようなプレーができない。特に近賀、鮫島の両サイドバック、大野、宮間の両サイドハーフのバックアップ選手は不在と言っても過言ではない。主力の後を継ぐ選手の発掘が急務となっている。

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2011年9月10日のニュース