×

松田さんの悲しみ癒えぬ間に…川口 真田さんが憧れだった

[ 2011年9月8日 11:13 ]

真田雅則さんを悼む

 清水商で真田さんの8年後輩にあたる磐田のGK川口は、自らの1学年下だった安永聡太郎氏(元清水)から6日夜連絡を受けた。

 「何と言っていいのか…。悲しいとしか言えない」と言葉を詰まらせながらも、「小4の頃(85年度)、清商が初めて全国選手権で優勝した。その時、真田さんを見て、真田さんのようになりたい。清商でプレーしたいと思うようになりました」と憧れの人であったことを明かした。

 プロ入り後、直接話す機会もあった。「何年か前にオールスターなどで会って話をした。非常に温厚な方だった。最近は会っていなかったが…残念です」と下を向いた。

 それでも10日にはダービーが控えている。「サッカーをできることに感謝して、プロである以上、100%試合に集中するだけです」。8月には親友の松田直樹さんを亡くすなど、悲しみ続きの守護神。しかし、今はただ前を向くしかない。

続きを表示

2011年9月8日のニュース