×

香川 “定位置”トップ下で攻撃一気に活性化

[ 2011年9月3日 06:00 ]

<日本・北朝鮮>前半、シュートを放つ香川

W杯アジア3次予選グループC 日本1-0北朝鮮

(9月2日 埼玉)
 「トップ下の香川」がザックジャパンに大きな可能性を感じさせた。0―0の後半15分、MF柏木に代わってMF清武が投入されると香川真司はドルトムントでもプレーするトップ下にポジションチェンジ。攻撃陣は一気に活性化した。

 「清武はどこで動き、どこに(パスを)出せばいいか、感覚がいいやつで自分と似ている。攻撃の幅は広がったと思います」。前半から圧倒的に攻め込みながら肝心なゴール前で攻め手を欠いた。それがC大阪時代の同僚でもある清武を相棒に従えてからは、水を得た魚のように変わった。

 もちろん「勝ち点3の難しさ、簡単な相手はいないことも痛感した」のも事実。だからこそ内容に満足できない1―0でも試合後はガッツポーズも見せた。本田の長期離脱で“空席”となったトップ下は、今後も背番号10が担うことになりそうだ。

続きを表示

2011年9月3日のニュース