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本田、右膝手術を発表…年内の代表戦はアウトか

[ 2011年9月3日 06:00 ]

 右膝半月板損傷のため日本代表から離脱したMF本田圭佑(25=CSKAモスクワ)が1日夜、スペイン・バルセロナ市内の病院で手術を受けた。所属クラブのCSKAモスクワが2日、公式サイトで発表した。

 本田は8月28日に行われたロシア1部リーグ、スパルタクモスクワ戦で右膝を負傷。日本代表に合流するため、同30日に帰国したが、埼玉県内の病院で受けた精密検査で右膝半月板損傷と診断されたため離脱した。

 そして、CSKAモスクワ側の要請で、同31日深夜に日本を出発し、パリ経由でバルセロナ入り。膝手術の権威がいるバルセロナ市内の病院で再検査を受けた。CSKAモスクワの公式サイトによると、「右膝の半月板中央部に部分的な損傷が見つかった」ため、手術に踏み切った。

 全治までの期間については「今後の詳しい検査を待って医師が判断する」としている。膝の手術を受けた場合の全治までの期間は手術箇所などによって異なるが、2~3カ月程度はかかると見られる。10月のW杯ブラジル大会アジア3次予選タジキスタン戦(長居)だけではなく、11月のタジキスタンと北朝鮮のアウェー2連戦を含めた年内の代表活動への参加も微妙な状況となった。

 CSKAモスクワは今季の欧州チャンピオンズリーグに出場。本田は関係者に「俺はチャンスだと思っている」と話していた。今冬のビッグクラブ移籍にも微妙な影を落としそうだ。

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2011年9月3日のニュース