台風１２号勢力保ち北上中　試合開催判断は当日

　日本サッカー協会の小倉会長は３１日、大型で強い台風１２号の影響が懸念されるＷ杯アジア３次予選・北朝鮮戦（埼玉）の開催可否に関し「現状は開催を前提に準備を進めているが、最終判断は試合当日の２日。それまでは様子をみる」との見解を示した。

　試合開始前なら日本協会がＦＩＦＡ、ＡＦＣと協議し、両チームと合意の上で開催や延期を決断。試合開始後なら審判、マッチコミッショナーが観客の安全面などを考慮した上で決定する見通し。台風１２号は勢力を保ち、本州の南海上を北上。２～３日にかけて四国から東海に接近し、上陸の恐れがあり、気象庁では厳重な警戒を呼び掛けている。