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32歳播戸 途中出場11分間でハットトリック達成

[ 2011年8月21日 06:00 ]

<清水・C大阪>後半、この日2点目のゴールを決めた播戸(中)とベンチに向かって走り出すC大阪・清武(右)

J1第22節 C大阪3―3清水

(8月19日 アウスタ)
 C大阪はリーグ6試合ぶりに出場した32歳のFW播戸竜二が、14位と低迷するチームをハットトリックという結果で鼓舞した。

 「みんな良いボールをくれたので、みんなに感謝。でも勝ちにつなげることができれば一番よかった…」

 3-3のドローという結果には唇をかんだが、衰えない輝きを見せた。まずは1点を追う後半31分だ。ピッチに出てから3分後、自ら得たPKを落ち着いて沈め、同点。その1分後に、MF倉田から受けたボールを頭で押し込み、勝ち越しの2点目。再び同点とされるも、後半42分に右足で3点目を決めて再逆転。わずか11分間に神戸時代04年5月16日の清水戦(神戸ユ)以来、約7年ぶりとなるハットトリックに成功した。

 FW小松が右足首痛、MFマルチネスが右ひざ痛で離脱。この日はU-22日本代表の18歳FW杉本、新助っ人FWファビオ・ロペスを初先発に抜てき。先発平均年齢22・82歳の若い布陣に、「だいぶ(平均年齢)上げてるなあ」と苦笑いしたが、「次も変わらず準備したい」とチーム最年長は頼もしかった。

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2011年8月21日のニュース