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ワシントンの日本大使館広報文化センターで「なでしこ」展

[ 2011年8月19日 18:10 ]

 米首都ワシントンにある日本大使館広報文化センターは18日、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の写真展を9月30日までの予定で始めた。

 展示されているのは、先月17日にドイツ・フランクフルトで行われ激しい戦いとなった日本―米国の決勝戦の写真。熱闘の軌跡を日米関係の強化につなげようと同大使館が企画した。

 起死回生となったMF沢穂希選手のゴールの瞬間、表彰台で肩を並べる米国のFWワンバック選手と沢選手のほか、MF宮間あや選手の同点ゴール、歓喜に沸く表彰式、スタンドの日米のファンなどの写真約15点がパネル化されて、玄関横とロビーに飾られている。

 藤崎一郎大使は、来場した米国務省のサターフィールド副次官補(教育文化担当)に「試合に負けても米国の人々は一緒に喜んでくれた。東日本大震災に際しての米国の支援に感謝している」と語った。副次官補は「日米両チームを誇りに思う。スポーツは心を一つにする」と述べた。(共同)

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2011年8月19日のニュース