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大迫1得点1アシスト!鹿島4連勝で6位浮上

[ 2011年8月18日 06:00 ]

<Jリーグ 鹿島・C大阪>勝利に喜びながら引き上げる大迫(中央手前)ら鹿島イレブン

J1第9節 鹿島2―1C大阪

(8月17日 カシマ)
 J1リーグは17日、ACLで未消化だった2試合を行い、鹿島はホームでC大阪に2―1で逆転勝ちした。U―22日本代表FW大迫勇也(21)が1得点1アシストの全得点に絡む活躍で勝利に貢献。チームは今季初の4連勝で6位に浮上した。
【試合結果】

 迷いはなかった。退場者を出して10人のC大阪に1点リードを許して迎えた後半10分、大迫はフェリペ・ガブリエルからのパスを受けると、DFをかわして右足を振った。ゴール正面、約22メートルの距離からのミドル弾は、試合前日の奥野コーチとの居残り練習と同じ位置からの一撃。6日の山形戦以来2試合ぶりの今季4点目に「いいタイミングで打てた。練習していたので決められて良かった」と胸を張った。

 7月31日のC大阪戦以降チームは4戦全勝。一時は16位に沈むなど開幕から低空飛行を続けたが、6位まで浮上してきた。それでも大迫は「鹿島が6位ではまだまだダメ。もっと上に行けるように全部、勝ちたい」と満足していない。目標はあくまで2季ぶりのリーグ制覇。12年ロンドン五輪のエース候補とともに、鹿島が息を吹き返してきた。

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2011年8月18日のニュース