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メッシ 合流即結果!1ゴール、1アシスト

[ 2011年8月16日 06:00 ]

スーパー杯でゴールを決めてガッツポーズするバルセロナのメッシ

スペイン・スーパーカップ第1戦 バルセロナ2-2レアル・マドリード

(8月14日 マドリード)
 第1戦が14日に行われ、昨季のリーグ王者バルセロナはスペイン国王杯覇者レアル・マドリードと2―2で引き分けた。敵地での今季公式戦初戦は先制を許したが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(24)が1得点1アシストと活躍した。第2戦は17日にバルセロナのホームで行われる。

 限られたチャンスでメッシが輝きを放った。シュート数で前半2―9と劣勢に回った中、バルセロナがシュート2本で2得点。1点を追う前半36分にメッシが相手選手3人を引きつけ、ビジャへのパスで同点弾を引き出し、同ロスタイムには自ら一時勝ち越しの今季公式戦初ゴール。相手選手3人と競りながら抜群のボディーバランスでゴール前に抜け出し、左足でゴールに流し込んだ。

 「練習に合流してから数日だけど、調子は悪くない」とメッシ。好調でもなかったが、要所を締めた。代表での南米選手権(7月)出場を受け、休養でチーム合流が遅れた。8日の練習開始から調整期間が短く、10日の国際Aマッチデーがあったため選手全員がそろった練習はわずか3日間。プレシーズン7戦全勝で仕上がりの良さが目立ったレアルのホームで序盤から押されたが、一瞬の隙を見逃さないエースの本能が2点をもたらした。

 母国アルゼンチンでの南米選手権はよもやの準々決勝敗退。優勝が義務づけられていた中でメッシは4戦不発に終わり、失意の夏となった。起用法が一貫しない代表では試練が続くが、慣れ親しんだバルサでは相変わらずの存在感。「結果が出なかった南米選手権は忘れ、今季もバルサでタイトルを獲得するため頑張りたい」と力を込めた。

 12月に行われるトヨタ・クラブW杯での来日を控え、今季も背番号10がバルセロナを引っ張る。

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2011年8月16日のニュース