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1トップ大迫、決勝点演出!チームは今季初3連勝

[ 2011年8月14日 06:00 ]

<仙台・鹿島>前半28分、鹿島は大迫(左から2人目)が倒されPKを得る

J1第21節第1日 鹿島1-0仙台

(8月13日 ユアスタ)
 鹿島のU―22日本代表FW大迫勇也(21)が決勝弾をお膳立てした。0―0の前半29分にペナルティーエリア内で相手DFチョ・ビョングクからボールを奪うと、慌てたチョ・ビョングクからファウルを受けてPKを獲得。自らキッカーを志願したが、フェリペ・ガブリエルに“横取り”され、これが決勝点となった。

 「フェリペに蹴られたけど、入ったので良かった」。前半22分にも遠藤へのスルーパスでPKを演出。小笠原のキックはGKに阻まれたが、U―22日本代表と同じ4―2―3―1の1トップで若きFWが攻撃陣をリードした。

 10日に札幌で開催されたU―22日本代表の親善試合U―22エジプト戦に先発して2―1の勝利に貢献。スタジアムから直接、鹿島に戻り、帰宅は11日午前1時すぎだった。睡眠不足の中、11日の全体練習に参加し、紅白戦にも出場。強行軍を強いられたが「忙しいのは良いこと。若いから大丈夫」と後半33分に新外国人FWタルタと交代するまで前線で体を張った。

 チームは今季初の3連勝で暫定8位に浮上。右ふくらはぎ肉離れで離脱していた興梠が後半22分から出場して復帰するなど明るい材料も多い。低空飛行を続けた鹿島に復活の兆しが見えてきた。

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2011年8月14日のニュース