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本田 天国の松田直樹さんへ届けるゴール

[ 2011年8月10日 23:12 ]

<日本―韓国>国際親善試合の韓国戦で本田(左端)のゴール後に、天に向かって指を突き上げる日本イレブン

キリンチャレンジカップ2011 日本3―0韓国

(8月10日 札幌ド)
 攻撃には必ずと言っていいほど絡んだ。25歳の本田が後半8分、日本の2点目を決めるなど攻撃をけん引。この日の内容なら「どんな相手にでも自分たちのサッカーができる」とW杯予選に向け、手応えを口に。「初出場であれだけいいパスを出してくれた」と自らの得点を誇るより、アシストした4歳下の清武を褒めた。大黒柱の余裕が漂った。

 得点の後は両手の人さし指を天に向けた。「このパフォーマンスをやろうと考えていたことはない」とはぐらかしたが、故松田直樹さんへの思いもこもっていたはず。同じように強烈な個性で、日本を引っ張る背番号18が、鎮魂のゴールをささげた。

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2011年8月10日のニュース