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日本 韓国に3-0で快勝!香川2発、本田も決めた!

[ 2011年8月10日 21:08 ]

<日本―韓国>国際親善試合の韓国戦で本田(左端)のゴール後に、天に向かって指を突き上げる日本イレブン

キリンチャレンジカップ2011 日本3―0韓国

(8月10日 札幌ド)
 サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選を控える日本代表は10日、札幌ドームでの国際親善試合のキリン・チャレンジカップで韓国代表と対戦し3-0で快勝した。9月からの予選前最後の強化試合で、北朝鮮代表を埼玉スタジアムに迎える2日の初戦に向け、戦術を確認する重要な場となるだけに、弾みをつける勝利となった。

 日本は香川(ドルトムント)が右足小指付け根を骨折した1月のアジア・カップ準決勝・韓国戦以来となる先発復帰。香川や本田(CSKAモスクワ)ら欧州組7人が先発に名を連ねた。長友(インテル・ミラノ)は右肩脱臼で招集されていない。

 積極的にゴールを狙う日本は前半35分、右サイドで遠藤がボールを奪うと、ペナルティーエリア内の李にパス。ワンタッチでゴール前に流し、走り込んだ香川が右足でゴールに流し込み先制。1-0で前半を終えた。

 後半に入っても攻撃を緩めない日本は後半8分、左サイドを突破した駒野のシュートのこぼれ球を清武がつなぎ、本田が加点。さらに後半10分には、香川が自ら右サイドの清武にパスを通すとDFの間を縫うようにゴール前に走り込み、清武からの折り返しを右足で決め3-0とリードを広げた。

 韓国に勝つのは05年8月以来7試合ぶり、ホームでは1998年3月以来6試合ぶりとなった。また、日本が韓国に3点以上挙げて勝利したのは、1974年の日韓定期戦で4-1で勝って以来のこと。対戦成績は日本の12勝22分け(PK戦3勝1敗を含む)38敗となった。

 就任後、日本は6勝5分け(PK戦勝ち1を含む)で無敗を守ったザッケローニ監督は「韓国相手によく戦った。結果に満足しているし、それ以上に内容にも満足。W杯予選にいい感じで入れる」と手応えを感じた様子。

 2ゴールの香川は「きれいに決まってよかったです。韓国相手だったので90分のうちに勝ててよかった」と満足そう。本田も「結果もそうだが、内容にこだわっていた。いい試合ができて良かった。でも、すぐに次が始まる。しっかりと準備をしたい。」と語った。

 日本はW杯アジア3次予選の初戦で9月2日に埼玉スタジアムで北朝鮮代表と対戦する。

 ▼小倉純二・日本サッカー協会会長の話 見ていてワクワクするサッカーをしてくれた。欧州でプレーしている選手が伸びていることを実感した。W杯予選を準備万端で迎えられる。松田選手に対するいい供養になった。

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