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谷口「憧れの人だった」 那須「土台つくってくれた」

[ 2011年8月5日 06:00 ]

松田直樹さん死去

 【関係者コメント】

 ▼横浜MF狩野健太 背中で引っ張る人だった。自分が入団してからずっとチームを引っ張ってくれた人。信じられない。

 ▼横浜MF谷口博之 ユースの時にサテライトで一緒にやらせてもらった。北京五輪に行く時も「頑張ってこい」と声を掛けてもらった。マツさんのプレーは100試合は見た。憧れの人だった。

 ▼横浜・嘉悦朗社長 背中で示す偉大なプレーヤーでした。彼とは今年、いつとは言えないが2人で会って話をした。昨年末はいろいろあったが、スッキリして元気でした。松田に報いるには試合に勝つことしかない。優勝?それしかないですね。

 ▼磐田MF那須大亮(横浜時代の同僚)今こうしてプレーできているのはマツさんのおかげ。試合に出られず腐りそうなときも声を掛けてくれた。食ってかかったこともあるが、受け入れてくれた。僕の土台をつくってくれた。

 ▼神戸MF吉田孝行(横浜時代の同僚、生年月日が一緒)お互い生まれ変わるとしても、また同じ誕生日に生まれ、また一番の親友になり、また一緒にサッカーをしよう。直樹のサッカーに対する情熱は忘れません。

 ▼J2札幌MF河合竜二(横浜時代の同僚)本当にショックが大きい。今は話せる状態ではありません。

 ▼前日本代表監督・岡田武史氏(かつて横浜を指揮) マツはマリノスが2年連続でJリーグ年間王者になった時に一緒に戦った仲間。1年目には主将も務め、中心選手としてチームに貢献してくれ、自分にとっても、とても思い入れの強い選手だった。

 ▼柏・井原正巳コーチ(横浜時代の同僚)精神力も体力もあるので回復してくれると思っていた。マツが新人だった95年のチャンピオンシップで優勝して号泣していたのが一番の思い出。年下だけど、一緒にやれて勉強になった。

 ▼城彰二氏(横浜と日本代表で同僚、スポニチ本紙評論家)直樹はサッカー命で、いつもサッカーの会話ばかりでした。そのサッカーを愛した人間がこんなに早く亡くなってしまうのは、残念で仕方ありません。彼がやり残したことはまだまだたくさんあったと思います。これからはその彼の思いをサッカー界に伝えていくことが、自分たちサッカー人の使命だと思っています。

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2011年8月5日のニュース