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なでしこW杯優勝の報奨金は1人650万円

[ 2011年8月3日 19:04 ]

 日本サッカー協会は3日、静岡市内で理事会を開き、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した日本代表「なでしこジャパン」の21選手全員に1人当たり650万円の報奨金を出すことを決めた。

 女子W杯で優勝した場合の規定150万円に加え、500万円の特別ボーナスを出す。選手への総額は1億3650万円。

 佐々木則夫監督には規定額に加え、400万円の特別ボーナスが支給されることも決まった。

 田嶋幸三副会長は「国民栄誉賞の受賞が決まり、日本や世界にプラスの影響を与え『大和なでしこ、ここにあり』というところを示した。被災地にも勇気を与えた。そういうことを考えれば、妥当な額だと思う」と説明した。

 報奨金は男子日本代表がW杯で優勝すると1人5千万円に設定されている。五輪では日本オリンピック委員会(JOC)がメダリストに対してオリンピック特別賞(報奨金)を贈呈。金300万円、銀200万円、銅100万円で、2008年北京五輪では総額1億800万円だった。

 また田嶋副会長は日本協会のスポンサー以外の企業や個人からも、ボーナスを出したいという話が数件あることを明らかにした。女子選手の報奨金額の見直しについては「いつも年始に見直しをしている。そこで話し合う」とした。

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2011年8月3日のニュース