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新戦力発掘 ザック監督の強い希望で実現したこの時期の合宿

[ 2011年7月28日 17:35 ]

 代表候補に初招集されたのは、今季J1で9点を挙げて得点ランキングトップタイのFWハーフナーや台頭してきたU―22代表のMF清武、DF酒井ら8選手。9月2日に始まるW杯アジア3次予選に向け、新戦力発掘を狙うザッケローニ監督の意図がうかがえる。

 Jリーグの夏場の厳しい日程の合間で行う今回の合宿は、同監督の強い希望で実現した。海外組を呼ぶことはできないが「最大の目的は、これまで近くで見る機会の少なかった選手を手元に置き、深く知ることにある」と監督。東日本大震災の影響で3月の国際親善2試合が中止となり、国内組主体で臨むはずだった南米選手権にも出場できなかった。こうした場でできなかったチームの強化に力を注ぐ。

 合宿期間は3日間と短いものの、練習試合も予定され、若い選手たちがアピールする絶好機。代表のレギュラーを脅かす存在が現れれば、長丁場のW杯予選を控えるチームの底上げになる。

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2011年7月28日のニュース