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なでしこ熊谷“ハンデ”も糧に「上達できたと思います」

[ 2011年7月28日 15:24 ]

記念撮影する熊谷(左)と高橋知事

 札幌出身のなでしこジャパンのDF熊谷紗希(20=フランクフルト)が27日、北海道栄誉賞の贈呈式に出席。席上、高橋はるみ北海道知事(57)から「北海道の子供たちに冬でもスポーツが楽しめるプログラムを考えています。スケジュールが合えば協力してほしい」と要請を受け、「はい。ありがとうございます」と快諾した。

 サッカーは野外スポーツで、冬の間は雪でグラウンドが使用できなくなる。子供たちにとっては環境面でハンデとなるが、「冬はどうしていたの」との知事の問いに、小学3年からサッカーを始めた熊谷は「冬は体育館でフットサルをやっていました。フットサルは細かいプレーなので、上達できたと思います」と自身の経験を明かした。

 札幌真駒内中卒業後、女子サッカーの名門・常盤木学園(宮城)に進学した熊谷だが、「(北海道は)生まれ育った場所だし、サッカーに出合った場所」と故郷への思いは強い。今季から海を渡りドイツでプレーするが、オフなどを利用し、最大限の恩返しをしていく。

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2011年7月28日のニュース