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沢 「W杯のよう」…INAC戦に1万8000人

[ 2011年7月24日 17:10 ]

サッカー女子のプレナスなでしこリーグが再開し、大勢の観客を前にプレーする日本代表のINAC・沢穂希(中央下)

 24日に再開されたなでしこリーグで、ホームズスタジアム神戸で行われたINAC-千葉戦の観客動員数がリーグ史上最多となる1万7812人と発表された。

 同リーグの今季の1試合平均観客数は800人弱で、最多は今年の開幕戦だった5月3日の浦和戦で記録した1403人。世界一から始まったなでしこフィーバーが10倍以上となる大幅な観客増をもたらし、スタジアムの周囲には数百メートルにおよぶファンの長蛇の列ができた。予定より30分早く開門され、Tシャツやタオルなどのグッズは開始の2時間前に完売。試合前には日本代表の佐々木則夫監督(53)と両軍の代表選手に花束が贈呈された。

 帰国後も多くのメディアに出演するなど大忙しの沢は、試合を終えて「疲れました」。それでも1万8000人の大観衆の声援を受け「ワールドカップのようです。みなさん足を運んでくださってありがとうございました」と感激の様子だった。

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2011年7月24日のニュース