“なでしこ版”慈善マッチ　８・１９開催へ調整

　東日本大震災の復興支援を目的とした“なでしこ版”の慈善マッチが開催される見通しとなった。

　すでに８月１９日に国立競技場で「なでしこジャパンＶＳオールスター」を開催する方向で調整中で、日本サッカー協会の小倉純二会長は２３日、「女子リーグとも協力して（サポーターに）トロフィーをお見せしたり、御礼する機会をつくりたい。３月２９日に長居で開催（日本代表―Ｊリーグ選抜）したように、ぜひ慈善試合にしたい」と明かした。

　当初は８月２１日になでしこリーグのオールスター戦が組まれていたが、女子代表の佐々木監督から９月のロンドン五輪予選に向け「一日も早く強化合宿を行いたい」との要望が出され、中止となった。ただ、外国勢との強化試合を組むのは日程的に困難なため、代替案として慈善試合の開催が浮上した。男子の慈善試合ではカズダンスが日本中を明るくしたように、今度はなでしこの笑顔が被災地に元気を届ける。