×

またPK戦で勝った パラグアイ“5戦5分け”で32年ぶりV王手

[ 2011年7月21日 12:44 ]

<パラグアイ・ベネズエラ>PK戦で3人目のルセナのキックを止めるパラグアイのGKビジャル

 サッカーの南米選手権準決勝1試合が20日、アルゼンチンのメンドサで行われ、パラグアイが0―0で突入したPK戦でベネズエラを下し、決勝進出を決めた。パラグアイは1979年大会以来32年ぶり3度目の優勝を目指して、24日(日本時間25日早朝)の決勝でウルグアイと対戦する。

 1次リーグでは3―3で引き分けた両チームの再戦。パラグアイは後半29分に投入したエースFWサンタクルスがわずか6分で負傷交代し、延長前半にはMFサンタナが2回目の警告で退場。マルティーノ監督も退席処分となる逆風の中、GKビジャルが好セーブを連発し、ベネズエラの攻撃をしのぎ切った。PK戦でも守護神が3人目のキックを右への横っ跳びでセーブし、5―3で決勝への切符を手にした。

 パラグアイは1次リーグ3分けで8強に進出し、準々決勝、準決勝ともPK戦勝ち。PK戦は公式記録上では引き分け扱いとなるため、パラグアイは5戦5引き分けで決勝に進出したことになる。

続きを表示

この記事のフォト

2011年7月21日のニュース