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新潟が緊急補強…得点力不足解消へ ブラジル人レフティー獲得

[ 2011年7月20日 16:50 ]

背格好がロペス(右)そっくりのアンデルソン

 J1新潟が新外国人として、ブラジル人のFW/MFアンデルソン・ゴンサガ(28)を獲得することが19日、分かった。アンデルソンは19日から練習に合流。今後メディカルチェックなどを行ってから正式契約を結び、30日のアウェー山形戦出場を目指す。

 今季17試合で下から3番目の16得点と、得点力不足を露呈しているチームが緊急補強に動いた。神田勝夫強化部長(45)は「攻撃のアクセントとなる選手をリストアップした」とアンデルソン獲得の理由を説明した。ポルトゲーゼ(ブラジル)を皮切りにボリビア、ギリシャ、ウルグアイでプレーし、6月まではウルグアイのダヌービオに所属して7得点。昨季所属したボリバル(ボリビア)で22得点を挙げるなど決定力もあり、神田強化部長は「利き足は左でテクニックがあり、パサーとしてチャンスメークできる選手。ボールを保持している時にリズムをつくれるタイプ」と紹介。ポジションもFW以外にボランチ、サイドハーフ、トップ下となんでもこなせる万能型だ。

 黒崎久志監督(43)も「いろんな国に行き、経験もある。しっかり自分を持っているし、早く溶け込もうとしている」と印象を語り、「トップか中盤で使いたい」と構想を口にした。巻き返しへの起爆剤として新助っ人に期待がかかる。

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2011年7月20日のニュース