宮間“ホーム”で笑わせた「優勝するとこんなに盛り上がるんだ」

優勝報告に訪れた岡山県美作市で、金メダルを手に笑顔を見せるサッカー女子日本代表の宮間あや（左）と福元美穂

　サッカー女子Ｗ杯で初優勝した日本代表の宮間あや（２６）と福元美穂（２７）は２０日、所属する「岡山湯郷ベル」の本拠地・岡山県美作市で地元に勝利を報告した。

　美作市役所を訪れた２人を、職員や市議約１００人が拍手で歓迎。両選手とともに記者会見した安東美孝美作市長は「市民栄誉賞を贈りたい」と笑顔で栄誉をたたえた。

　「優勝するとこんなに盛り上がるんだとあらためて気付いた」と淡々と語り、笑いを誘った宮間。「ピッチで表現し続けることが仕事だから、地道に頑張りたい」と話した。今大会は控えに回った福元は「世界に通用するところを自分らしく磨いていきたい」と抱負を語った。

　湯郷ベルのチームメートからもらったビデオレターを「２人の宝物」と大会中も見ていたという両選手。「日本一を目指している」と、今週末の地元での試合に意欲を見せた。