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浦和 手向けの1勝目前で…初の連勝も逃す

[ 2011年7月18日 06:00 ]

<磐田・浦和>前半、先制ゴールを決める浦和・柏木

J1第5節第2日 浦和1―1磐田

(7月17日 エコパ)
 浦和の今季初となる連勝は一瞬で消えた。前半29分に柏木の288日ぶりゴールとなるミドル弾で先制しながら、後半48分にPKで痛恨の失点。初代監督だった森孝慈氏への手向けの1勝をささげることはならなかった。

 偉大なるOBの訃報に喪章を巻いて臨んだ一戦。主将の鈴木が「今、僕たちがこの場でサッカーをできるのも森さんたちのような人がいるおかげ。残念です」と話せば、ベテランの山田暢は「僕をレッズに誘ってくれた監督でプライベートでもご飯を一緒にさせてもらった。悲しい」としのんだ。新加入のデスポトビッチが途中出場で上々のデビューを飾る一方、山田直が38度を超す発熱で先発を回避し、今季6得点の原口が右足関節捻挫で後半23分に交代するなど暗雲も。原口は取材対応せず、松葉づえ姿でバスに乗り込むなど今後に向け心配が残った。

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