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川淵名誉会長 なでしこに感銘「Jの選手に見習ってほしい」

[ 2011年7月14日 21:20 ]

 日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長は14日、女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本代表が決勝に進出し「信じられない。感慨ひとしお」と喜びを口にした。選手の真摯な姿勢に感銘を受け「女子にはひたむきさがある。審判に文句を言わない、汚いプレーをしない、倒されてもすぐに立ち上がる。Jリーグの選手に見習ってほしい」と指摘した。

 2003年W杯の裏話も披露し、選手を集めて協会へ要望を募ると「代表合宿の旅費を前払いしてほしい。工面が大変で」と言われ「びっくりした。彼女たちの犠牲で代表が成り立っていると思った」と述懐した。その後、勝利給や日当を支払うようになったという。

 04年アテネ五輪前に代表の愛称を公募したときは「大して期待していなかった」が、今では“なでしこ”が定着したことに「世の中わからないものだね」と苦笑いした。

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2011年7月14日のニュース